平成23年度学校長あいさつ

茨城県立筑波高等学校長  飯村 隆

本校のホームページにアクセスしていただき,ありがとうございます。

1 はじめに
 本校は,昭和25年4月に地域の熱い要望と期待を担って,茨城県立土浦第二高等学校北条分校として開校し,その後昭和36年4月に茨城県立筑波高等学校となり,昨年60周年記念式典を挙行致しました。今年,創立61周年を迎え,また新たな気持ちで出発したいと考えております。本校の目標は,校訓とも言うべき実践目標である「正しい判断」「自主的行動」のもと,一人一人の適性や能力の伸張を図り,有為な社会人の育成を図ることにあります。卒業生は11,878名に及び,社会の様々な分野で活躍しています。

2 特色ある学校行事
 本校には,様々な学校行事が組まれておりますが,その中でも2つ特色ある行事を紹介します。その1つは,「歩く会」です。本校は,校舎の北側に筑波山をひかえ,緑豊かな環境の中にあります。毎年4月下旬には,生徒と教職員全員で「歩く会」と称して,生徒同士そして生徒と教職員の親睦を深めるとともに体力増進のため,筑波山の登山道の清掃活動を兼ねて,春先の新緑豊かな自然を満喫しながら,学校から筑波山中腹までを往復しています。1年生にとっては,入学早々の行事で,思い出に残る行事の1つになっています。
 2つめは,毎年1月中旬に行われる,「百人一首大会」です。この行事の起源は,百人一首の歌の13番歌に,筑波山を詠んだ陽成院の歌『筑波嶺の峰より落つるみなの川 恋ぞ積もりて淵となりぬる 』があり,今から40年前に古典の授業でこの歌と共に他の百人一首の歌を取り上げて学習したところにあります。大会は,クラス代表による個人戦とクラス対抗の団体戦から成っています。また,大会当日は筑波大学歌留多部から部員の皆様にお越しいただいて,百人一首の競技カルタの模範演技を披露していただいております。生徒たちは,冬休みの間に,百首の歌を書き写し覚え,競技に臨みます。基本的に競技カルタですので,生徒は毎年熱中して競技に取り組んでいます。今年は,第40回大会を迎え平成24年1月21日(土)に実施します。詳細につきましては,大会が近づいてまいりましたらお知らせいたします。

3 学校の特色
 さて,今年度から,本校では「特進クラス」を設置しました。設置の趣旨は,平成25年度から全教科で実施される新学習指導要領に先立ち,地域に信頼される学校作りを目指し,生徒の学力の向上と,進学希望者に対してより幅広い進学の可能性を提供することにあります。「特進クラス」は,原則として受験生の皆さんの希望に基づいて編成されます。意欲のある生徒の皆さんの来校をお待ちしています。是非チャレンジしてみてください。
 一方,本校は,茨城県教育委員会より高校生基礎学力向上サポートスクール校の一つに指定され,今年で3年目を迎えます。この事業は,生徒の基礎学力向上に重点的に取り組んでいる学校として23校が指定され,本校では,国語・数学・英語の授業で習熟度別少人数授業を展開しています。また,筑波大学より大学院生が学習支援員として2名派遣され,授業をティームティーチングで実施しています。以上のように,生徒一人一人の能力に応じたきめ細かい授業をすることにより,生徒の基礎学力の向上に成果が見られ,今年も引き続き学力向上に努めてまいります。さらに,今年度より「学び直し」の時間を国語・数学・英語の授業の中に取り入れることで,より一層きめ細やかな「わかりやすい授業」に努めてまいります。

4 部活動
 運動部においては硬式野球部を初め,弓道部,ボクシング部,卓球部,ソフトテニス部,サッカー部,バスケットボール部,バレーボール部,柔道部,バドミントン部などの運動部があり放課後や土日に熱心に練習に励んでいます。
主な戦績は,昨年度は,弓道部が女子団体の部で関東大会出場そして県の新人大会でも3位に入賞しました。
 文化部においても科学部,華道部,JRC部,書道部,吹奏楽部,文芸部があり,昨年度は文化祭でその活動の成果を披露しました,どの部も地道に楽しく活動しています。

5 おわりに
 高校生活の王道は,文武両道を目指して努力することにあると思います。私たちは,生徒の皆さんが,勉学に部活動に学校行事等に積極的に参加することで,心身ともに調和のとれた人間に成長することを願って,日々の教育活動を行ってまいりたいと思います。本校では様々な教育活動を提供することによって,皆さんの期待に応えたいと思っております。今後とも本校の教育活動にご理解とご協力をお願いし,あいさつにかえさせていただきます。

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